mamaのライフプラン
定年退職したら、仕事をやめたら、その後の生活費としていくらくらい貯蓄があればいいか、気になりますよね。
セカンドライフの生活費を大きく分けると、食費・社会保険料・住居維持費・交際娯楽費・その他(水道光熱費等)の5種類になります。このうち、家族人数によって変わるのは食費です。60歳過ぎに夫婦2人暮らしとなった場合の生活費は子どもと同居時の7割程度、さらに夫婦どちらかが亡くなり1人暮らしになった場合は、2人暮らしの時の7割程度が目安です。
例)夫60歳から夫婦2人で、月に平均25万円、1人暮らしはその7割と仮定します。
<モデルケース>
・夫60歳:余命23年と仮定
・妻55歳:余命33年と仮定
(1)夫婦2人の毎月の生活費:25万円
(2)妻1人の毎月の生活費:17万円
↓
(1)25万円×12ヶ月×23年=6,900万円
(2)17万円×12ヶ月×10年=2,040万円
(1)+(2)=合計8,940万円
これだけの金額を貯めるなんてとても無理!と思うかもしれません。しかし、老後の公的年金で補える分もあります。「ねんきん定期便を見る」「年金事務所へ問い合わせる」「日本年金機構のホームページにある『ねんきんネット』で年金受給額の試算を行う」などの方法で、自分の年金額を把握し、改めてセカンドライフの生活を考えてみましょう。