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新年を迎えるにあたって、覚えておきたい「厄年」のこと

新しい年を迎えるたびに耳にする「厄年」の話題。これを読んでいる中にも、「2019年は厄年だ」と気にされている方がいるのでは? ところで、みなさんは厄年の本来の意味をご存じですか? 自分が厄年かどうかはわかっていても、その意味や由来、厄払いのやり方などについては、意外と知らなかったりしますよね。そこで今回は、厄年に関する「素朴な疑問」について解説していきましょう。



そもそも厄年って何? その由来は?

厄年という考え方は、古代に中国から伝わった陰陽道※の影響だといわれています。それが平安時代に公家社会に広まり、やがて武家社会、民間へと伝わって、現在まで続いているとか。厄年=「災難を受けやすい年」という面ばかりが強調されがちですが、厄年は本来、還暦(61歳)や古希(70歳)といった一定の年齢になったことを祝う「年祝い」と同じく、晴れの年齢と考えられていました。

加えて、厄年を迎えることは、地域社会において責任ある立場になることを意味しました。神事に関わることも増えるため、厄年の「やく」は、神様にお仕えする神役の「役」であるともいわれています。
しかしながら、厄年とされる年齢は、就職、結婚、出産、定年等、社会における立場の変化や体調の変わり目に当たり、何かしらのトラブルが起きやすいのも事実です。厄年は、そうした時期をつつがなく過ごすために生まれた“先人たちの知恵”といえるでしょう。

※中国で生まれた自然哲学思想「陰陽五行説」をもとに、天文・暦数などの知識を用いて吉凶や禍福を占う方術のこと。

厄年にも種類があるって知っていますか?

地域によって違いはあるものの、通常は男性が25歳、42歳、61歳、女性が19歳、33歳、37歳などの年回りを厄年といいます。そして、その前後の年齢を「前厄」「後厄」といい、厄年に次いで慎むべき年とされています。
中でも男性の42歳、女性の33歳は、厄年の中でもっとも大きな厄災が訪れる「大厄」とされ、特に意識する人が多いようです。男性の42歳は仕事で何らかの役職に就き、大きな責任を負う時期。また、プライベートでは自身の体力の衰えや、親の老いを感じる頃でもあります。一方、女性の33歳は、ホルモンなどの影響で体調に変化が生じやすいタイミングです。そうした理由から、男性の42歳と女性の33歳が「大厄」とされたのでしょう。ちなみに、42歳が「死に」、女性の33歳は「散々」に通じるから、その年齢が「大厄」になったという説もあります。

厄年の年齢は「数え年」で数えるのが一般的。これは、誕生日ではなく、お正月を迎えるごとに年を重ねるという、日本の古くからの慣習によるものです。

やっぱり、厄払いはしたほうがいい?

先に触れたように、厄年は神様に仕える年でもありました。そして、神様にお仕えする際には言動を慎み、ご祈祷を受けて心身を清浄したとされており、これが「厄払い」のが始まりだと考えられています。

厄年だからといって、厄払いをしなければいけないということはありませんが、もし気になるようであれば、神社やお寺で厄払い(厄除け)をお願いするといいでしょう。
厄払いは寺社の社務所で受け付けていますが、希望日に宮司の方が不在だったり、予約が必要だったりすることもあるので、事前にホームページなどで調べておくことをおすすめします。 厄払いの時期は、お正月から節分までの間に行うことが多いようですが、誕生日など、自分にとって都合の良い日に受けても大丈夫です。

厄年は人生の節目の一つ。むやみに怖がる必要はありません。とはいえ、厄年にあたる年回りは、男女とも体力面、家庭面、仕事面などで転機を迎える時期でもあります。健康に配慮するとともに、「これまでの人生を振り返る良い機会」だと考えて、上手に付き合っていきましょう。

【出典・参考】
・人生儀礼事典(小学館)
・日本風俗史事典(弘文堂)
・神道いろは―神社とまつりの基礎知識(神社新報社)

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