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赤ちゃんにおすすめ! 絵本デビューにぴったりのボードブック

掲載日:2024/4/24

mamaomoi  『じゃあじゃあ びりびり』  『かおかお どんなかお』

「ボードブック」というジャンルの絵本を知っていますか? 赤ちゃんへの読み聞かせなどにぴったりの厚紙でできた小型絵本のことです。今回は、おすすめのボードブック絵本から編集部セレクトの2作品をご紹介します。



ボードブックって、どんな絵本?

赤ちゃんに絵本の読み聞かせをしていると、絵本を手に取り、なめたり、かじったり、破いたりされてしまうことがありますよね。つい、「絵本にあきてしまったのかな?」「まだ絵本を読み聞かせるのは早いのかな?」などと考えてしまいがちですが、それは赤ちゃんが絵本に興味を持っているからこそ、「さわりたい!」という気持ちがあらわれた行動なのです。

でも、やっぱり絵本がビリビリになってしまうのは気になる…というママにおすすめしたいのが「ボードブック」と呼ばれる絵本です。

では、いったいボードブックとはどんな絵本なのでしょうか?
数多くのボードブックを発表している偕成社のサイトには、下記のような記載があります。


絵本はもともと、厚めの紙でできているのですが、ボードブックは、合紙といって、絵本用紙より厚い紙をさらに貼り合わせて作った本です。(偕成社のウェブマガジン Kaisei web「絵本の相談室」コーナー https://kaiseiweb.kaiseisha.co.jp/s/sodan/sd001/ より)

mamaomoi ボードブックって、どんな絵本? 『じゃあじゃあ びりびり』  ミニえほん『かおかお どんなかお』  写真提供:偕成社 写真提供:偕成社

上の写真のように、ボードブックは少ないページ数でも自立できるほどしっかりとした作りになっています。それゆえに、赤ちゃんがなめたり、かじったりしてもビリビリに破れることは少なく、安心して赤ちゃんに与えることができます。また、サイズも赤ちゃんが手に取りやすい小型のものが多くなっています。

さらに、ボードブックには角丸加工や使用する紙質・インクにも安全面が配慮されているものが多いので、その点でも赤ちゃんのファーストブックとして最適だといえるでしょう。

それでは、編集部おすすめのボードブックをご紹介しましょう。



色鮮やかな絵とシンプルな擬音に夢中!

『じゃあじゃあ びりびり』

『じゃあじゃあ びりびり』
作・絵:まついのりこ
出版社:偕成社

はっきりとした色使いに目を奪われる1冊です。まだ視力が安定しない赤ちゃんにもはっきりと認識できる色のため、赤ちゃんの興味を引けるのです。また、「じゃあじゃあ」「わんわんわんわん」など、さまざまな擬音がリズムよく登場することも、大きな魅力です。

ぜひ、赤ちゃんに読んであげるときには、いろいろなリズムをつけてみてください。もちろん、ママのオリジナルの間合いでOKです! きっと赤ちゃんは声を立てて笑ってくれるでしょう。1983年に発表されてから40年以上も、赤ちゃんが初めて出会う絵本として愛されてきた名作絵本を、親子で楽しんでください。

絵本を開くたびに色も大きく変わり、新しい世界が広がります。リズムあるオノマトペとシンプルな絵柄、赤ちゃんの肩幅に合ったサイズの小型絵本で、3カ月から楽しめます。当初は通常の絵本でしたので、ボードブック化する際には、本の厚みがかなり出てしまうことが懸念でした。しかし、赤ちゃんにとって「絵本」は「おもちゃ」でもあるということも踏まえ、現在のスタイルで発売し、さらに多くの方に愛される作品となりました。



くるくると変わる表情から目が離せない!

ミニえほん『かおかお どんなかお』

ミニえほん『かおかお どんなかお』
作・絵:柳原良平
出版社:こぐま社

シンプルでありながらも愛嬌のある顔が並びます。楽しい顔、悲しい顔、笑った顔、泣いた顔、いたずらな顔などなど。切り絵で表現された、独特の風合いも大きな魅力のひとつです。
表情に合わせて顔の形や色が変わるので、パッと見ただけで、その顔からの感情が伝わってきます。

おすすめの読み方は、絵本に出てくる表情をマネしながら読むこと。ママが楽しそうに表情を変えて読んでいるだけで、赤ちゃんはとても楽しい気持ちになれるはずです。そして、赤ちゃんが少し大きくなったら、一緒にマネしながら読むのも楽しいですね。ボードブックなうえに、サイズもコンパクトなので、お出かけのお供にもおすすめです。

サントリーのキャラクター「アンクルトリス」で知られる柳原良平氏が、さまざまな顔の表情を大胆にデフォルメして切り絵で表現した“表情の絵本”です。赤ちゃんはもちろん、幼児も絵本を見ながら百面相をして楽しんでいます。赤ちゃんから幼児まで人気の高い絵本なので、お出かけに便利なかわいいミニブックも作りました。角丸のボードブックなので、子どもがひとりで持っても安心です。





ボードブックは、各自治体が取り組んでいるファーストブックプロジェクトにも選ばれることが多い絵本です。シンプルでいて色鮮やかな作品が多いのも特長で、読み聞かせに慣れていないママの強い味方にもなります。ぜひ、ボードブックから赤ちゃんとの楽しい絵本ライフをスタートしてみてください。

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