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冬こそ体を動かそう! 【前編】 親子でできる室内の「運動あそび」

日が暮れるのが早く、また、寒さのせいで外出がおっくうになる冬は、大人も子どもも運動不足になりがちですよね。
実際、冬の子どもの歩数は、春や夏よりも 1,500歩程度少なくなっているという調査結果もあります (※1)。 とはいえ、風邪やケガなどのリスクを考えると、「寒い日の外あそびは避けたい……」と思ってしまうのも事実。

そこで今回は、室内でできる「運動あそび」を名城大学の香村恵介先生に教えていただきました。



「運動あそび」で心身の健やかな発達を!

香村先生によると、「幼児期における積極的な運動あそびの有無は、その後の体力や運動能力に影響してくる」のだとか。 幼児期の体力・運動能力に関しては、「年長児のときの体力は小学6年生のときの体力に中程度~強い関連がある」という研究報告もあり (※2)、 そうした学術的なデータからも幼児期における運動の大切さがうかがい知れます。
だからこそ、寒い冬であっても、意識して体を動かす機会を作ってあげたいところですが……。「運動しなさい」と大人が強制してしまうと、子どもは逆に運動嫌いになってしまう可能性もあるそう。

「大切なのは、子どもたちが『体を動かすのって楽しい!』『もっと運動したい』と思えること。そこでおすすめしたいのが『運動あそび』です。
その名のとおり 運動にあそびの要素を取り入れたプログラム なので、子どもたちは『やらされている』と感じることなく、積極的に取り組めるはずです。 楽しみながら、基礎的な体力や動きの発達、コミュニケーション能力の向上など、心身の健やかな成長に繋げていけます」(香村先生)。

今回ご紹介する運動あそびは、どれも室内でできるものなので、冬場にもぴったり! 親子でぽかぽかになるまで体を動かして、寒い季節を元気に乗り切りましょう!



室内でできる運動あそび① 手と足をバラバラに動かしてみよう

◆基本編

ジャンプをしながら手と足をバラバラに動かすあそびです。体を思うように動かせるようになれば、スポーツや運動はあっという間に上達しますよ!

【家でもできる子どもの運動】頭を使ってバラバラジャンプ (全年齢向け)

《基本のやり方》
足をそろえるのが「グー」、開くのが「パー」の形。手は握るのが「グー」で、開くのが「パー」となります。

① 足の「グー」と「パー」をジャンプしながら交互に繰り返します。
② 手は前に伸ばして「グー」と「パー」を交互に繰り返します。
③ 「グー」「パー」と声をかけながら、①と②を同時に行います。「グー」のときは足を揃えて手を握り、「パー」のときは足と手を開く という具合です。これをリズムよく繰り返してください。



◆応用編
《基本編》ができるようになったら、《応用編》に挑戦してみましょう。手と足の動きがバラバラになり、難易度が少しアップしているので、まずは4回連続成功を目指しましょう(カウントは「頭の上でたたく」→「太ももの横をたたく」で1回)。

《やり方》
足を開くのが「パー」、交差するのが「クロス」の形となります。

① 足は、「パー」と「クロス」をジャンプしながら交互に繰り返します。
② 手は、「頭の上でたたく」と「太ももの横をたたく」を交互に繰り返します。
③ 足が「パー」のときは手を「頭の上でたたく」、「クロス」のときは「太ももの横をたたく」をリズムよく繰り返します。





① 足の動きだけをやってみる → ② 手の動きだけをやってみる → ③ 足と手を一緒にやってみる という流れで行うのがいいでしょう。
まずは、ママ・パパが子どもの前に立って一緒にやってあげると、子どもがイメージをつかみやすくなりますよ。

お子さんがなかなかできない場合は、足は「グー」のままジャンプして、手だけ「グー」「パー」するなど、難易度を下げてみてください。 大事なのは「できる!」「楽しい!」と思ってもらうこと。できたら「やったね! よくできたね!」とたっぷり褒めてあげてくださいね。

「バラバラジャンプ」のやり方がわかってきたら、手と足の動きをお子さんに考えてもらうのもおすすめ。創造性の育成にもつながります。



いかがでしたか? 今回ご紹介したバラバラジャンプは脳のトレーニングにもなるので、ママ・パパにもおすすめです。

【後編】では、「ボール投げお宝ゲットゲーム」 をご紹介しますので、あわせてチェックしてみてください!

※動画では、このほかにもさまざまなバラバラジャンプのやり方を紹介しているので、応用編ができたら、そちらにも挑戦してみてください。



<参考>
※1 小児の四季の歩数調査 小児保健研究(2012)/杉浦弘子ほか
※2 幼少年期における体力のトラッキングに関する研究 −年長時と小学6年時の体力の比較から− 教育医学(2016)/春日晃章ほか



香村恵介/名城大学農学部 教養教育部門体育科学研究室准教授。
幼少期の子どもたちが心身ともに健康で運動好きになることを目指し、子どもの体力・運動能力や身体活動量に関連した研究に取り組む。
「家でもできる子どもの運動」をYouTubeにて公開中。

●家でもできる子どもの運動
https://www.youtube.com/channel/UC4PJNKQW-CvD3SV0C406Qog

制作協力:八藤直樹(学校法人京都城南学園 向島幼稚園 体育指導主任)、子育て世代応援プロジェクト実行委員会

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