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冬こそ体を動かそう!【後編】 親子でできる室内の「運動あそび」

掲載日:2020/12/23

外で思い切りあそぶ機会が減るこれからの季節、子どもの運動不足やストレス(エネルギーが発散できないことへのストレス)を心配しているママ・パパも多いのでは?
そんなみなさんにおすすめしたいのが、室内でできる運動あそびです。

今回も名城大学・香村恵介先生の監修のもと、ゲーム感覚で楽しめる運動あそびを紹介しますので、ぜひ挑戦してみてください。 道具はレジ袋や新聞紙、タオルなど、家にあるものでOK。では、さっそくやってみましょう!



室内でできる運動あそび② ボールを投げて・蹴って、お宝をゲットしよう!

◆基本編

レジ袋を丸めたボールを、新聞紙やタオルなどの的めがけて投げるあそびです。いろいろな場所にある的を狙うことで、「投げる動作」「力の加減の仕方」「的までの距離をつかむ感覚」などを体得できます。

【家でもできる子どもの運動】ボール投げお宝ゲットゲーム(全年齢)

《準備するもの》
・タオル 5枚くらい(新聞紙、TシャツなどでもOK)
・レジ袋 人数分

《やり方》
① タオルや新聞紙などをバラバラに床に置きます。これが「お宝」です。
② 「お宝」から少し離れた場所に細長く丸めたタオルを置いて、投げる位置の目印にします。
③ レジ袋または新聞紙を丸めてボールにし、② のタオルの手前に立って、① のお宝に向かって投げます。
④ 投げたボールがお宝の上に乗ったら、お宝をゲットできます。ゲットしたお宝はスタート地点に持って帰りましょう。お宝の上にボールが乗らなかったら、ボールだけを取りに行ってスタート地点に戻ります。

③〜④を何回かくり返して、お宝を一番多くゲットした人が勝ちです! 慣れてきたら、きき手ではないほうの手で挑戦したり、後ろ向きに投げたりしても楽しいですよ。



◆応用編
「投げる」動作に続いて、今度は「蹴る」動きにチャレンジ! お宝に向かって紙コップを蹴ります。

《準備するもの》
・タオル 5枚くらい(新聞紙、TシャツなどでもOK)
・紙コップ 人数分

《やり方》
① タオルや新聞紙などをバラバラに床に置きます。これが「お宝」です。
② 投げる位置の目印として、細長く丸めたタオルを置きます。
③ ②のタオルの手前に紙コップを置き、お宝に向かって蹴ります。





ボールや紙コップがお宝になかなか乗らない場合は、投げる・蹴る位置(②のタオルの位置)を変えたり、お宝の面積を大きくしたりするなど、ママ・パパが調整してあげてください。

「ママチーム」VS「子どもチーム」または「男性チーム」VS「女性チーム」など、チーム戦にしても盛り上がることうけあいです。応援される楽しさ、応援するよろこびを体験できますよ。

お宝のいくつかに「当たり」と書いた紙を隠しておいて、当たりをゲットできたらお菓子をもらえるなど、自分たちなりのルールを考えてみるのもおすすめです。



「クリスマスや冬休みなど、冬はお子さんと一緒に過ごす時間が増える時期でもあります。運動あそびを通して、お子さんとたくさん触れあってくださいね」とは香村先生からのアドバイス。
体を動かすことは、免疫力アップにもつながるので、【前編】の「頭を使ってバラバラジャンプ」とあわせて、家族そろってあそんでみてください!

香村恵介/名城大学農学部 教養教育部門体育科学研究室准教授。
幼少期の子どもたちが心身ともに健康で運動好きになることを目指し、子どもの体力・運動能力や身体活動量に関連した研究に取り組む。
「家でもできる子どもの運動」をYouTubeにて公開中。

●家でもできる子どもの運動
https://www.youtube.com/channel/UC4PJNKQW-CvD3SV0C406Qog

制作協力:八藤直樹(学校法人京都城南学園 向島幼稚園 体育指導主任)、子育て世代応援プロジェクト実行委員会

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