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からだにブツブツ(発疹)が出ると、不安を感じますね。
発疹の原因としては、細菌性のもの、ウィルス性のもの、蕁麻疹、アレルギー、かぶれ、全身の病気からくるものなどさまざまですが、残念ながらすぐに原因を特定することが出来ないものもあります。
発熱を伴う場合でも、熱と発疹以外の症状がなく、食欲があり水分が摂取できていれば、救急で受診する必要はありません。
ただし、以下のような場合は、夜間帯であってもすぐに受診しましょう。
① かゆくて眠れない
② アレルギーの原因と思われる食物を摂取した
③ ハチやムカデなどの虫刺されの後に発疹が出て、まぶたや顔が腫れた
④ 呼吸が苦しそうだ
⑤ 腹痛や嘔吐が出たり、ぐったりしている
特に、呼吸困難、顔色や唇の色が悪い場合、反応がない場合は、救急車で病院へ行って、急いで受診することが必要です。
また、受診する際は、以下のようなことを医師に伝えるとよいでしょう。
① いつ頃から症状が出たか
② 身体のどの部位から始まり、どのように広がっているのか
③ 発疹の状態は変化しているのか
④ 発熱や胃腸症状はあるか
⑤ 発疹出現前に薬物や慣れない食物を摂取したか
⑥ 直近に予防接種をうけたか
⑦ 周囲で流行している感染症があるか
発疹は消えたりかたちが変わっていくこともあるので、気になる時はスマートフォンなどで写真を撮影して受診時に医師に見せると良いでしょう。
冷やすことでかゆみが軽減することもあります。かゆみが強い場合は保冷剤などをタオルでくるみ冷やすのも方法です。
入浴することにより、体が温まりかゆみや発疹が強くなることもあります。
湯舟にはつからずぬるめのシャワーを使い短時間で済ませましょう。また、体を洗うときはゴシゴシ擦らないようにしましょう。
かゆみが強い場合、爪が伸びていると、かきむしり皮膚を傷つけてしまうこともあります。かきむしらないように手袋をしたり、爪が伸びたら、切っておくようにしましょう。
東京海上日動メディカルサービス 発行
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