mamaアプリ
開発:monois Inc.
Point
1. 指でなぞるだけでコースがつくれるので、小さな子どもでも手軽に遊べる。
2. ボールやドミノ、ミニカー、大砲など、仕掛けの種類が豊富なので飽きずに長時間楽しめる。
3. 試行錯誤しながら遊ぶことで、創造力や論理的思考力の育成につながる。
スタート地点のストッパーをはずすと、ボールが坂道を転がってドミノにぶつかる。ドミノは端からパタパタと倒れていき、その先にあるミニカーを押し出す。ミニカーの走る先には、ボールの発射台と宙返りコースターが待ち構えていて——。今回、ご紹介するピタゴランは、そんな【連続仕掛け装置】が簡単に作れる知育ゲームアプリです。
基本的な使い方は次のとおり。
① まずは、なにもない画面を指でなぞって、好きなように線を描きます。
② 描き終わったところで、「かけた」ボタンをタップすると、その線に沿っていろんな装置が自動的に設置されます。
③ あとは、「スタート」ボタンを押して、自分のつくった【連続仕掛け装置】がゴールにたどり着けるかを見守るだけ。カラフルな装置が次々に動き出す様子を眺めていると、大人でもワクワクしちゃいます!
とっても楽しい仕掛けが、手軽につくれるのが◎。 コースは何度でも描き直すことができます。
コースに設置される仕掛けは、自分なりにアレンジすることも可能です。やり方は簡単。基本のコースを描いた後で、コース上の任意の場所をタップすると、画面下部にいろんな仕掛けのリストが登場するので、そこから好きな仕掛けを選べばOKです。
リストには、三角の積み木の上をボールが転がる「スロープボール」や、ピザを積んだミニカーが走り出す「ミニカーGO」、巨大なすり鉢の中をボールが転がる「すり鉢ボール」など、多彩な仕掛けがそろっているので、いろいろ試して自分好みのコースに仕上げてください。
とはいえ、あまり複雑なコースにしすぎると、途中でドミノが止まったり、ボールが予想外の方向へ飛んでいったりすることもあるので注意して!
無事にゴールにたどり着くと、楽しい演出が待っているので、ぜひとも完走を目指してください。
直線、カーブ、クランクなど、コースの形状にあわせて多数の仕掛けを用意。ゴールにはこんな演出も!
ここまで、ピタゴランの遊び方を紹介してきましたが、このアプリの魅力は「手軽なこと」や「楽しいこと」だけじゃありません。
「この動きにするには、どの装置を使えばいいんだろう」「この仕組みは、なんで失敗したんだろう」と試行錯誤しながら、何度もチャレンジすることで、創造力や表現力、そして論理的思考力(さまざまな情報の中から自分に必要な情報を選び出し、その情報にもとづいて筋道立てて物事を考える能力)を伸ばしてくれるのもピタゴランのいいところ。
そうした能力は、近年、注目されているプログラミング的思考の育成につながるものなので、複雑な仕掛けに挑戦したり、仕掛けの順番を入れ替えたりしながら、親子でトライアンドエラーを楽しんでください!
装置の動きは 3D 映像で視聴可能。お気に入りのコースは、メニューの「セーブする」から保存できます。
ライター・近添
同じルートでも、仕掛けを入れ替えるだけで全然違う装置になるのが楽しい! 子どもと一緒に夢中になって遊んでしまいました(笑)。詳しい説明がなくてもすぐに遊べる手軽さも、とてもいいと思います。
ライター・青木
「子ども向けだから、どんなコースをつくってもゴールできちゃうんだろうな」と思いきや、ちゃんと失敗もするんですね。このアプリで遊んで、試行錯誤することを「楽しい」と思えるようになってほしいです。
近添喜子
1978年生まれ。出版社勤務を経て、フリーライターに。
女性誌や育児誌などで実用記事を中心に執筆している。現在、1歳と5歳の2児の母。
青木美帆
1歳男児の育児に奮闘中の30代ママライター。
得意分野は学生スポーツと栄養学。中学から大学年代のアスリート現場をあちこち奔走中。