旅するmama
親子で楽しめるフォトジェニックなおでかけスポット
木々が徐々に色づき、紅葉のシーズンが近づいてきました。目の前に広がる紅葉の景色は美しく、風情を感じます。
ただ、いわゆる紅葉スポットとされる景勝地は、小さな子どもが遊ぶにはちょっと物足りないもの。これまでの経験で、「紅葉を見にでかけたけれど、子どもはあまり興味なさそう」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、紅葉も見られて、子どもも大人も存分に楽しめるフォトジェニックなおでかけスポットを厳選！
編集部おすすめの自然あふれる公園や施設を、関東エリアから２カ所、関西エリアから１カ所ご紹介します。
※営業日などの最新情報は各施設のHPにてご確認ください。
まるで絵本や童話の世界！ トーベ・ヤンソンあけぼの⼦どもの森公園
埼玉県飯能市にある「トーベ・ヤンソンあけぼの⼦どもの森公園」は、北欧の作家トーベ・ヤンソンとの手紙のやりとりから生まれた公園です。自然空間に不思議な形をした建物や遊歩道、小川などがあり、童話の世界に迷い込んだような風景が広がります。資料館からカフェにいたるまで、建物すべてがフォトジェニック！ 公園スタッフによると、「おすすめのフォトスポット6カ所には、園路上に“カメラマーク”を設置しています」とのこと。見逃さずにベストショットを撮影してくださいね。
メインの建物はエリンギのような形をした「きのこの家」。童話の中から出てきたような外観で、内装も子ども心をくすぐる不思議な仕掛けがいっぱいです。ダイニングキッチンや暖炉がある「いこいの広間」は生活感あふれる空間ですが、2階へ上がると、さまざまな小部屋やトンネル、階段通路があり、まるで迷路のよう。
秋はメタセコイアの紅葉も見どころ。特に、トンガリ屋根の青い水浴び小屋と赤茶色に色づいたメタセコイアが池の水面に映る景色は、写真を撮らずにはいられないフォトスポットの1つ。さらに、土曜・日曜・祝日には、日没から21：00までライトアップを実施。森に灯る幻想的な光の風景は、まさにファンタジーの世界！
Point
多目的ホール「子ども劇場」に、おむつ替えシートを備えた授乳室や多目的トイレが設置されています。園内はベビーカーで移動できますが、建物内や階段など一部不可の場所もあるため、抱っこひもも持参しておきましょう。
公園内にはキッズスペースを完備した「カフェ・プイスト」があり、食事や休憩にぴったり！ キッズプレートも用意されていますよ。
■DATA
トーベ・ヤンソンあけぼの⼦どもの森公園
埼玉県 飯能市 大字阿須 893-1
電話／042-972-7711
開園時間／平日9：00〜17：00、土日祝9：00〜21：00
休園日／月曜、年末年始（12月28日〜1月4日） ※月曜日が祝日の場合はその翌平日
入園料／無料
https://hanno-city.info/akebono/
カフェ・プイスト
https://cafepuisto.hiyorifarm.com/
※公園の開園時間とカフェの営業時間は異なりますので、HPをご確認ください。
1年中お花見気分の新感覚フラワーパーク HANA・BIYORI
東京都稲城市の遊園地よみうりランドの隣にある「HANA・BIYORI」には、1年を通して季節の花があふれています。日本最大級300鉢以上のフラワーシャンデリアや花とデジタルのアートショー、四季折々の自然が楽しめるガーデン、1200匹もの熱帯魚が泳ぐ水槽など、見どころたっぷり！
子どもたちは花よりも長さ8mもある水槽のカラフルな熱帯魚に興味津々かもしれません。ほかにも、ミニウサギやモルモットとふれあえる「ふれあい動物広場」や、愛らしいコツメカワウソにも会えますよ。
Point
HANA・BIYORI館内のベビールームには、授乳室やおむつ替えシート、電子レンジ、ミルク用のお湯などの用意があります。入園口でベビーカーの貸出（500円）も行っています。
■DATA
HANA・BIYORI
東京都 稲城市 矢野口 4015-1
電話／044-966-8717
営業時間／10：00〜17：00 ※時期によって変動するため、HPの営業カレンダーをご確認ください。
休園日／HPの営業カレンダーをご確認ください。
入園料／大人（中学生以上）1,200円、シニア（65歳以上）1,000円、小人（3歳～小学生）600円 ※2歳以下無料
※よみうりランド遊園地に入園された方は割引料金で入園できます。
https://www.yomiuriland.com/hanabiyori/
一直線に伸びる道路とのコラボも美しい メタセコイア並⽊
滋賀県高島市にある全長約2.4km、約500本の「メタセコイア並⽊」は、春夏秋冬いつでも絶景！ 中でも秋の紅葉は見事で、11月中旬から色づきはじめ、黄色からレンガ色へと変化していきます。紅葉の見頃は例年11月下旬から12月上旬。道路を包み込むような紅葉のトンネルは圧巻です。
紅葉を楽しんだあとは、「マキノピックランド」の芝生広場でのびのびと遊んだり、さまざまなキャンプサイトや温泉がある「マキノ高原」でゆったりくつろいだり、周辺施設も充実しています。
Point
すぐ側の「マキノピックランド」には、おむつ替えシートを備えた授乳室や多目的トイレがあるほか、メタセコイア並木を眺められる「並木カフェ メタセコイア」も休憩におすすめ！
■DATA
メタセコイア並⽊
滋賀県 高島市 マキノ町 蛭口～牧野（滋賀県道287号小荒路牧野沢線）
※一般道で車両などの通行があるため、散策の際には十分にご注意ください。
【問い合わせ先】
高島市マキノ農業公園 マキノピックランド
滋賀県 高島市 マキノ町 寺久保 835-1
電話／0740-27-1811
センターハウス営業時間／9：00～17：00 ※カフェやレストランは営業時間が異なるため、HPをご確認ください。
定休日／水曜 ※季節によって異なるため、事前にHP等でご確認ください。
https://pic-land.com/
