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わたしにもできる!? いま注目が集まる「在宅ワーク」のリアル

近年、新しい働き方の一つとして注目されているのが「在宅ワーク」です。 みなさんのなかにも、「機会があればチャレンジしてみたい!」と思っている方は少なくないのでは? 
とはいえ、まわりに在宅ワーク経験者がいないと、「何からはじめたらいいの?」「特別なスキルはないけれど、自分にもできるのかな?」といった疑問ばかりが浮かんできますよね。
そこで今回は、mamaomoi編集部が在宅ワークの種類や探し方、実際の働き方までを徹底調査! 家事と仕事を両立している“在宅ワークママ”のインタビューもありますので、ぜひ参考にしてください。

そもそも在宅ワークとはどんなもの?

政府が推進する働き方改革や、新型コロナウイルスの影響もあって、ここ数年は「在宅ワーク」「リモートワーク」「テレワーク」といった単語を頻繁に見聞きするようになりました。そのなかにあって、「子育てしながら働き続ける手段」として、子育て中のママやプレママの注目を集めているのが「在宅ワーク」です。

在宅ワークに明確な規定はありませんが、あえて定義するなら「企業に雇用されずに自宅で仕事をする働き方」といったところ。
前述のリモートワークやテレワークは、「企業と雇用関係にある従業員が、会社以外の場所で勤務すること」を指す言葉なので、「企業に雇用されているかどうか」が在宅ワークとリモートワーク、テレワークの違いになります。
つまり、在宅ワークは基本的に「個人事業主」(いわゆるフリーランス)としての働き方なのです。

ひと昔前までは「自宅で働く」というと、商品・郵便物の封入作業やシール貼りといった“内職”が一般的でしたが、近年は、パソコンやインターネット等を活用した在宅ワークが増えています。ここでは、代表的な在宅ワークを6つピックアップしてみましょう。


● データ入力
クライアントから提供されたPDF、JPGなどのデジタルデータや、紙に印刷された状態のデータを、指定されたファイルに入力する仕事です。

● 文字起こし
会議や対談、インタビュー、講演会などを録音したデータを聞き、発言をタイピングしてテキストにする仕事です。「テープ起こし」とも呼ばれます。

● 記事制作、ライティング
インターネット上の情報サイトの記事や、ブログ記事を作成する仕事です。

● WEBデザイン
クライアントの要望に合わせて、WEBサイトをデザインしたり、画面仕様を設計したりします。ロゴやバナーなどを制作する案件もあります。

● 電話対応
オフィスで働くスタッフにかわって、顧客や取引先からの電話対応を行う仕事です。

● 翻訳・通訳
英語をはじめとする外国語の翻訳・通訳を行います。


ほかにも次のような仕事があります。
アンケート/市場調査/WEBサイトの記事または雑誌等の編集/校正/在宅秘書/在宅経理/プログラミング/イラスト制作/写真撮影/動画撮影/動画編集/ソフトウェア開発/アプリ開発/占い など



クラウドソーシングサイトやスキルマーケットで探すのが一般的 

在宅ワークの仕事は、ハローワークや求人サイト、企業の採用サイトなどでも見つけられますが、より手軽で、案件数も多い「クラウドソーシングサイト」で探すのがスタンダードになっています。
ちなみに、クラウドソーシングサイトというのは、仕事を発注したい企業や個人と、仕事を受注したい個人とをマッチングするサイトのこと。データ入力からロゴ制作、イラスト、文章添削、占いまで、さまざまな業務を受発注できる「総合型」と、IT開発限定、翻訳限定、主婦向けなど、スキルや対象を限定した「特化型」に大別されます。

いずれのサイトも登録は無料であることが多く、登録後は自身のプロフィールページに経歴、スキルなどを記入。その後、気になる案件があれば応募し、採用されれば仕事がスタートするという流れが一般的です。なお、専門的な経験やスキルがある人だと、企業や個人から直接オファーがくるケースもあります。

また、近年は「スキルマーケット」も人気です。スキルマーケットというのは、知識や経験、スキルを在宅で売買するサイトのことで、クラウドソーシングサイトとの違いは、「報酬金額を誰が決めるのか」と「どうやって仕事を獲得するのか」にあります。

クラウドソーシングサイトでは、報酬金額は仕事を発注する側によって決められている場合がほとんどで、「その金額で引き受けてもいい」と思った人が案件に応募し、採用されたら仕事がはじまるのが一般的。一方のスキルマーケットは、仕事を受注する出品者自身が報酬金額を設定し、購入されたら案件がスタートします。「スキルマーケット=知識や経験、スキルを売買するフリーマーケットのようなもの」と考えるとわかりやすいかもしれませんね。





在宅ワークママのリアルな働き方が知りたい! 

さて、ここからは、“在宅ワークママ”のリアルな働き方をご紹介していきます。
在宅ワーク歴4年の 秋野りんごさん(仮名) に、「未経験でも大丈夫なのか?」「どれくらい稼げるのか?」「メリット・デメリットは何か?」など、さまざまなお話を聞いてみたので、さっそくご覧ください!

秋野りんごさん(仮名)

●年齢:30歳代
●家族構成:夫、小学4年生と小学1年生の男の子
●在宅ワーク歴:4年
●在宅ワークの種類:文字起こし



Q: 在宅ワークをやろうと思ったきっかけを教えてください
きっかけは夫の転職です。勤務シフトの関係で夫が23時ごろに帰宅するようになり、子どもを寝かしつけてから夫が帰宅するまで、3時間ほど自由に使える時間ができたんです。そこで、「せっかくだから何かはじめてみよう」と思い、2017年から在宅ワークをスタートしました。

Q: なぜ、文字起こしの仕事を選んだのですか?
大学時代、文字起こしのアルバイトをした経験があるからです。それとは別に、テレフォンアポインターの仕事をしたこともあるのですが、そのときも相手の話を聞きながらタイピングする必要がありました。ですから、音声を聞きながらタイピングをすることには、比較的慣れていましたね。

Q: 仕事はどこで見つけていますか?
「ココナラ」というスキルマーケットです。ココナラでは、知識・スキル・経験などを出品したり、購入したりすることができるので、私の場合は「文字起こし」のスキルを出品して、お客様に購入していただくというスタイルをとっています。在宅ワークをはじめた2017年にはすでに、さまざまなクラウドソーシングサイトやスキルマーケットがあったのですが、料金体制が明確だったことや、金銭のやりとりを代行してくれることが決め手となって、ずっと同じサイトを利用しています。

Q: 文字起こしは経験がなくてもできますか?
ブラインドタッチができる人やタイピングのスピードに自信がある人なら、未経験からでも可能だと思います。たとえば、好きな曲を聞きながら歌詞をタイピングしてみたり、ラジオを聞きながらパーソナリティの発言をタイピングしてみたりして、「できそう」と思ったら、挑戦してみてもいいかもしれません。文字起こしには、特別な資格も、特殊な道具も必要なし。パソコンとインターネット環境さえあれば、すぐにでもはじめられるので、在宅ワーク初心者も馴染みやすいのではないでしょうか。

Q: 在宅ワークでいくらくらい稼げますか?
在宅ワークの種類や単価、受注数、稼動時間などによって大きく違ってくるので、一概にはいえないと思います。私の場合、在宅ワークとは別に、保育園でパートを週2〜3回ほどやっているので、文字起こしに費やせるのは、パートがある日で2〜3時間、ない日は7時間半くらい。その稼動状況で、収入は月に2〜5万円といったところです。

Q: 在宅ワークを行う日のスケジュールを教えてください

【パートがない日の場合】
06:15  起床、身支度、朝食の用意など
06:45  朝食
07:30  子どもたちは学校へ
08:00〜 文字起こし
10:30〜 夕食の買い出し、ランチ、そのほか家事など
12:30〜 文字起こし
15:00  子どもたちが帰宅。以降、夕食の仕度、入浴、寝かしつけなど
20:00  子どもたちが就寝
20:30〜 文字起こし
23:00  就寝


Q: 家事や子育てとの両立で工夫している点は?

文字起こしに使える時間が限られているので、「これは無理だな」と思う量、スケジュールの案件は、基本的にお引き受けしないようにしています。即日納品のような急ぎの案件はお引き受けできない旨を、プロフィールページにも記載しています。

ただ、「ぜひ受けたい!」と思う仕事だった場合は、家族に相談したうえで受けることもあります。そんなときは、自分の仕事が忙しいのか、ゆとりがあるのかをきちんと家族に伝え、忙しいときは献立を簡単なものにしたり、夫や子どもたちに家事を分担してもらったりしながら、協力してもらえる環境をつくっています。

Q: やりがいと苦労を教えてください

政治から教育、金融、食、お酒まで、さまざまな分野の話を聞けるのがこの仕事の魅力です。タイピングしながら「そうなんだ!」と驚いたり、「すごい!」と感心したり。毎回、好奇心が刺激されますね。また、購入者から「ありがとう」と感謝されたときも、やりがいを感じます。

苦労するのは、知識のない分野の文字起こしを引き受けたときですね。知らない単語があるとなかなか聞き取れないので、そのたびにインターネットで調べたりしなければならず、とても時間がかかるんです。また、録音状態が悪くて雑音が多かったり、発言者の声が小さかったりして、聞き取るのが難しいこともあります。

Q: メリット・デメリットは?

自宅で仕事ができることと、自分のスケジュールで進められること。
これが在宅ワークのいちばんのメリットではないでしょうか。疲れたら人目を気にせずにすぐに休憩できますし、家事をして気分転換することもできる。在宅ワークをはじめて、日々の生活にメリハリが出たように感じます。

デメリットは、いまのところ私は感じていません。ただ、一般論としてのデメリットをあげるとすれば……。どの在宅ワークについてもいえることですが、本人にやる気があっても、お客様に発注・購入してもらえなければ売上はゼロ。つまり、安定した収入を得られない可能性があるわけです。
また、スケジュールや金額については、お客様と直接交渉しなければいけませんし、土日や祝日、夜間に依頼や質問のメッセージが届くこともあります。そうしたこまめなやりとりが難しい環境だったり、苦手だったりする人は、その点をデメリットに感じるかもしれませんね。
また、在宅ワークの種類によっては、「時給に換算すると、外に働きに出たほうが稼げる」ということもありえます。




いかがでしたか? では最後に、秋野さんのこんな言葉もご紹介しておきましょう。


「本業にするには難しいなと思ってあきらめていたことや、やりたいと思いながら勇気が出なくてチャレンジできなかった夢、売りたいサービスややりたい仕事などがある人は、すきま時間でできる在宅ワークからはじめてみるのもいいのではないでしょうか。在宅ワークは、副業を“あわよくば”本業にしたり、夢を現実に変えたりするチャンスでもあると思います!」

手軽にはじめられて、時間を有効活用できるのが在宅ワークのよさ。働き方が多様化するなか、今後ますます普及していきそうですよね。興味がある方は、「どんな在宅ワークなら自分にできそうか」「家庭と両立させるためにはどのくらいの時間が適当か」などをきちんと考えたうえで、チャレンジしてみてくださいね。


在宅ワークにおいて一定以上の収入を得た場合には、確定申告が必要となります。確定申告が必要になるケースや申告の方法などについては、居住地域を管轄する税務署でご確認ください。

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