mama's kitchen
初めてでも簡単に作れて、しかもおいしい ”親子クッキングレシピ”。
今回は「フィンガークッキー」を紹介します。
「形がいびつになった」なんて、細かいことは気にしないのが親子クッキングの醍醐味。子どもと一緒に、わいわい楽しみながら作りましょう!
「どんな形にしようかな?」とイメージをふくらませながら、こねたり、丸めたり、くっつけたりするのは、子どもたちが夢中になれる楽しい作業。
数字や文字、動物の顔、お花……。思い思いの形をつくる時間が、子どもの創造性も刺激してくれるはずです。
大人と子どもでは作業のスピードが違うので、急かしたりせず、じっくりと見守ってあげてくださいね。
Point
型を使わずに作れる、気軽なクッキーです。型抜きクッキーと違い、「打ち粉をしてめん棒で生地を伸ばす」という工程がないので、キッチンの後片づけもラクラク!
成形はもちろん、バターと粉糖を混ぜる工程もお手伝いしやすいポイント。
「白くなるまでぐるぐるしよう!」など、具体的なゴールイメージを伝えてあげると子どものやる気に火がつきますよ。
サクサクの食感を損なわないように、食べきれなかった分は密閉袋や缶に入れて保存しましょう。
・無塩バター・・・100g
・粉糖・・・80g
・塩・・・ひとつまみ
・とき卵・・・1/2個分
[A]
・薄力粉・・・80g
・アーモンドパウダー・・・20g
[B]
・薄力粉・・・70g
・アーモンドパウダー・・・20g
・ココアパウダー・・・10g
バターは室温にもどしておく。
① ボウルに無塩バターを入れて泡立て器で混ぜる。粉糖と塩を加えてふんわりと白っぽくなるまで混ぜ合わせたら、とき卵を加えてさらによく混ぜる。
② ①を半量ずつ別のボウルに分け、ひとつには[A] をふるい入れ、もうひとつには[B]をふるい入れる。それぞれゴムベラで底からさっくりと混ぜたら、ラップで包んで冷蔵庫で30分以上置いて生地を落ち着かせる。
③ ②を好きな形に成形したら、クッキングシートを敷いた天板にのせ、170度に予熱したオーブンで15〜20分、うっすらと焼き色がつくまで焼く。
※焼き時間はクッキーの大きさによって調整してください。大きいものと小さいものを同時に焼く場合は、焼けたものから先に取り出せばOK! ココア生地は焼き色がわかりにくいので、プレーンの生地といっしょに焼くと目安になります。
Point
生地を細長い棒状にのばして数字をつくったり、丸めた生地に爪楊枝で目をつけたり、2色の生地を組み合わせて動物のお顔にしたり、自由な発想で楽しみましょう!
中村陽子/料理研究家
大学卒業後、料理研究家のアシスタントを経て独立。自身の経験から離乳食やデコ弁、親子クッキング、お菓子などのレシピを考案。幼児食インストラクターの資格も活かし、親子、子ども向け雑誌、書籍、Web、広告などで活躍中。一男一女のママ。
https://www.yokonakamura-cooking.work/