mama's kitchen
加熱したトマトは酸味がやわらぎ、うまみ成分がぎゅっと凝縮されています。そんなトマトと白身魚の上品なだしが合わされば、しみじみおいしいリゾットに! くたくたに煮たブロッコリーの甘みもポイントです。鍋に材料を入れて煮るだけのリゾットやおじやなら、1品でごはん、野菜、たんぱく質食材が摂れて、栄養バランスも満点です。
<1回分>
・炊いたごはん…大さじ1(15g)
・水…1/2カップ
・トマト…小1/4個(20g)
・白身魚(鯛、ひらめなど)…10g(刺身1切れ)
・ブロッコリーの穂先…小房1個(10g)
①ブロッコリーはみじん切りにし、トマトは種を取る。
②鍋にごはんと水を入れて火にかける。沸いたら白身魚を加え、火が通ったらおかゆから白身魚だけを取り出し、粗熱が取れたら白身魚を手で細かくほぐして、白身魚はトッピングに使うので、別の皿に取り分けておく。
③ふたをして、4分煮たら①を加え、再びふたをして5分煮る。
④火を止め、箸でトマトの皮をつまんで除き、ふたをして余熱で10分蒸らす。
Point 1
トマトの皮はのどに貼りついてしまうことがあるため、離乳食期は除くのが鉄則! やわらかく煮ると、箸でつまむだけで簡単にはがれて湯むきいらずです。
⑤すりこぎで全体を粗くつぶす。
Point 2
火を止めてから10分蒸らすことで、モグモグ期にぴったりのやわらかさに。最後にすりこぎで全体をつぶし、ふわふわの豆腐くらいの口当たりに仕上げます。
⑥器に盛り、②をのせる。
中村陽子/料理研究家
大学卒業後、料理研究家のアシスタントを経て独立。自身の経験から離乳食やデコ弁、親子クッキング、お菓子などのレシピを考案。幼児食インストラクターの資格も生かし、親子、子ども向け雑誌、書籍、Web、広告などで活躍中。著書に『理系脳をつくる 食べられる実験図鑑』(主婦の友社)など。一男一女のママ。
https://www.yokonakamura-cooking.work/