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梅雨どきのシーズンの運動不足解消にぴったり! 室内でできる運動あそび

梅雨のシーズンは、室内で過ごす日が増えてしまいがちです。 外であそぶ機会が減ったことで、退屈したり、体力を持て余したりしているお子さんも多いのではないでしょうか? 
となれば、「室内運動あそび」の出番です! 今回も名城大学の香村恵介先生に、とっておきのアイデアを教えてもらいました。家族みんなで体を動かして、フラストレーションを吹き飛ばしましょう。



子どもの体力・運動能力が低下している!?

「子どもの体力や運動能力が低下している」という話を聞いたことはありますか? 下のグラフは、1985年と2019年における7歳児の50m走とソフトボール投げの平均値比較です。





1985年に7歳だった子どもたちのタイムは、男子が10.3秒で、女子が10.7秒でした。一方、2019年の7歳児の平均タイムは男子が10.6秒、女子が10.9秒となっており、男女ともに1985年より遅くなっていることがわかります。また、ソフトボール投げも1985年に比べると、明らかに低い数値。この現象について、香村先生は次のように説明します。

「親世代と今の子どもたちを比べると、体格こそよくなっているものの、体力や運動能力は低下しています。実際、50m走やソフトボール投げだけでなく、ほかの種目でも低下傾向は明らか。特に、ソフトボール投げのような用具を操作する運動能力は大きく低下しています。理由はいろいろ考えられますが、時代とともにゲームや動画鑑賞など、子どもが簡単に楽しめるツールが増えて、体を動かす機会が減っているのも原因のひとつでしょう」

体力や運動能力は、子どもの健やかな成長や、将来さまざまなスポーツを楽しむために欠かせない要素です。でも、だからといって「運動しなさい!」と押しつけるのは逆効果。かえって運動嫌いになる可能性もあるからです。大事なのは「やらせる」ことではなく、子どもに自主的に取り組んでもらうこと。そして、運動の楽しさを実感してもらうこと。そういう意味でも、運動にあそびの要素を組み合わせた「運動あそび」は、非常に効果的な手法といえるでしょう。

「外あそびが減る梅雨時は、室内運動あそびの楽しさを知るいい機会です。今回は『レジ袋キャッチ』という運動あそびをご紹介します。レジ袋キャッチは、多くのスポーツに必要な用具を操作する力を高めることにつながります。また、『キャッチできた!』という経験をたくさんすることで、『運動が得意』という気持ちも育むことができますよ」と香村先生。ではさっそく、あそび方を説明していきましょう!



レジ袋キャッチ! に挑戦してみよう!

◆基本編

レジ袋を上に投げてキャッチします。「物を投げる」「物をとる」という動作(用具を操作する動作)に加えて、その場で回転する動作の経験にもなりますよ。
レジ袋なので、あたって痛い思いをすることもありません。

【家でもできる子どもの運動】レジ袋キャッチ(幼児~低学年向け)

《準備するもの》
・レジ袋
 ※風船があれば、風船でもかまいません。


《基本のやり方》
 レジ袋の取っ手部分を両手でつかみ、袋の中に空気が入るように上下にバサバサと振ります。

 空気が十分に入ったら上に向かって投げ、落ちてきたところをキャッチします。





①、②を数回くり返して上手にキャッチできるようになったら、ここからが本番! レジ袋を上に投げ、その場で1回転 (右まわりでも、左まわりでもOK) してからレジ袋をキャッチします。







◆応用編
【基本編】ができるようになったら、【応用編】に挑戦しましょう。
【応用編】では、自分ではなく、相手が投げたレジ袋をキャッチするので、難易度が少し上がります。 ここでは 2人で行うやり方を紹介していますが、3人以上で行ってもOK。 その場合は、お互いが等間隔に離れて立って、誰がどの人のレジ袋をキャッチするのかを、あらかじめ決めておいてくださいね。


《準備するもの》
・レジ袋
 ※風船があれば、風船でもかまいません。

《やり方》
1人ずつレジ袋を持ち、少し離れて向かい合って立ちます。

「せーの!」のかけ声で、それぞれレジ袋を上に向かって投げます。





お互いに相手のほうに向かって走り、すれ違いざまにハイタッチ。





そのまま走って、相手が投げたレジ袋をキャッチします。







【基本編】をやるときは、まずは①、②の動作をママやパパが実際にやってみせてあげてください。レジ袋を上手に上に投げられたり、キャッチできたりしたら、「上手に投げられたね!」「上手にキャッチできたね!」とほめてあげてくださいね。

【応用編】がクリアできたら、すれ違う際にハイタッチではなくお互いに決めポーズをしたり、手ではなく床に座って足でキャッチしたりと、いろいろとやり方を工夫してみてください! 同じ運動を長く続けるのではなく、1分くらいやったら少しだけ動きを変えたり、加えたりしていくと子どもの集中力が続きますよ。



なお、室内で運動あそびを行う際は、十分なスペースを確保して、ケガのないように注意してくださいね。
※動画では、このほかにもさまざまな「レジ袋キャッチ」のやり方を紹介しているので、そちらにもぜひ挑戦してみてください。





香村恵介/名城大学農学部 教養教育部門体育科学研究室 准教授

幼少期の子どもたちが心身ともに健康で運動好きになることを目指し、子どもの体力・運動能力や身体活動量に関連した研究に取り組む。
『親子でたのしむ 日めくり うんどうあそびカレンダー』(子育て世代応援プロジェクト実行委員会)を監修。
「家でもできる子どもの運動」をYouTubeにて公開中。

●家でもできる子どもの運動
https://www.youtube.com/channel/UC4PJNKQW-CvD3SV0C406Qog

制作協力:八藤直樹(学校法人京都城南学園 向島幼稚園 体育指導主任)、子育て世代応援プロジェクト実行委員会

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