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乳幼児の窒息事故を防ぐ

0~4歳までの子どもの死亡原因ランキングで、常に上位に挙げられるのが「不慮の事故」。その中でも、窒息が原因による事故は0歳児でトップ、1~4歳児でも2番目に多い数となっています(厚生労働省 平成28年人口動態統計より)。
大切な子どもを守るためにも、窒息事故の原因をしっかりと理解し、きちんと対策をとるようにしましょう。

窒息事故の主な原因と対策

1. 食べ物でのどが詰まる
0~1歳では、吐いたミルクや母乳をつまらせてしまうケースが多く見られます。授乳後にはしっかりとゲップをさせてから寝かせるようにしましょう。また、ピーナッツや枝豆などの豆類やブドウ、ミニトマトなどをのどに詰まらせてしまう事故も少なくありません。食べ物を口に入れたまま遊んだり、寝転んだりしないよう、食べる時はきちんと座らせて食事に集中させるようにしてください。必要があればつぶしたり、小さく切ったりして、しっかりと飲み込める形にして食べさせることも大事です。

2. 食べ物以外の誤食でのどが詰まる
子どもは思いもよらないものを口に入れてしまうことがあります。たばこ、医薬品、硬貨、ボタン電池など、口に入ってしまうような大きさのものは、子どもの手が届かない場所に置くようにしましょう。上にお子さんがいる場合は、スーパーボールなどのおもちゃ(あるいはおもちゃの部品)にも気をつけてください。

3. ひも状のものが首に絡まる
梱包用のビニールひもや電気コードは、遊んでいるうちに首にからまってしまう危険があります。使っていない家電製品の電気コードは抜いて保管する、ブラインドのひもは必ず巻き上げておくなどを徹底し、子どものまわりに放置しないようにしてください。 加えて、ビニール袋にも要注意。頭からかぶって遊んでいるうちに、顔にはりついてはずせなくなることがあるからです。家事などで目を離す際は、たとえわずかな時間であっても、周囲に危険なものがないかを確かめるようにしましょう。

4. うつぶせ寝で窒息してしまう
寝返りをし始めたばかりの赤ちゃんは、自分で思うように体を動かすことができません。寝返りをしてうつぶせになった際、そこにふかふかの布団や枕があると、顔が埋まってしまって窒息する可能性も。柔らかすぎる布団や枕で寝かせない、寝ている赤ちゃんの横にふかふかのクッションやぬいぐるみを置かないなどを心掛けてください。

窒息事故が起こってしまった時の対処法

●窒息の見極め方
突然声が出なくなった、首をおさえ苦しそうにしている、ぜーぜーと苦しそうに呼吸をしている、唇が紫色になったなどの症状が見られたら、まず119番に通報しましょう。その後、大声で協力者を呼び、以下の応急処置を行ってください。



●応急処置の方法

<胸部突き上げ法>

①太ももに子どもをあおむけに乗せ、片方の手の平で子どもの後頭部をしっかり支える。

②もう一方の手の指を使い、胸骨圧迫(心臓マッサージ)の要領で胸の真ん中を4~5回圧迫する。

<背部叩打法>

①太ももに子どもをうつぶせに乗せる。

②手で子どもの下あごを支えながら軽く突き出し、頭が下がるような姿勢にする。

③もう一方の手の付け根で、肩甲骨の間を何度も連続して強く叩く。

<腹部突き上げ法>

①後ろから両腕を回して抱える。

②子どものみぞおちで片方の手を握り拳にし、それをもう一方の手で握る。

③すばやく手前上方に圧迫するように突き上げる。

1歳未満の場合は、胸部突き上げ法と背部叩打法、1歳以上の場合は、背部叩打法と腹部突き上げ法を繰り返してください。ただし、意識がない場合あるいは、応急処置中に子どもの反応がなくなった場合は、ただちに心肺蘇生を行う必要があります。

<取材協力>
日本小児看護学会
http://jschn.umin.ac.jp/

<参考サイト>
厚生労働省 
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei16/index.html

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