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自宅で子どもがケガをしました。どのような処置をすればよいでしょうか。

掲載日:2020/9/9

子どもは野外だけでなく、家の中でも思わぬケガをすることがあります。
元気に楽しく過ごしていただけるよう、対応についてご紹介します。


【ケース1】 頭を打った

意識がない、けいれんをおこしている、大量に出血しているなどといった状態であれば、救急車を要請しましょう。
1m 以上の高い所から落ちた、元気がなくすぐに眠ってしまう、繰り返し吐いているなどといった状態であれば、すぐに救急病院や脳神経外科への受診をおすすめします。移動手段がないなど、すぐに受診ができない状況であれば、救急車を要請してもいいでしょう。
もし吐いている場合は、受診までの間に吐物で窒息しないように顔を横に向けて休ませるようにしましょう。
大きなケガもなく、泣き止んだあと落ち着いて普段どおりの様子に戻れば、念のため1日安静に過ごして様子をみてください。
こぶができていたら、保冷剤や冷たいタオルなどで 20分程度冷やすとよいでしょう。あとから状態が変化する場合もあるので、48時間は様子の経過をみてください。

【ケース2】 やけど

屋外のレジャーや花火、家でのお手伝いなど、子どもが火を使う機会が多くあります。そのときに注意いただきたいのがやけどです。
応急処置は、まず流水でしっかりと患部を冷やすことが重要です。短くても 15分以上は冷やしましょう。
受診の目安は、やけど部分が水ぶくれになっていたり、皮膚が黒く焦げていたり、あるいはやけどの範囲が大人の手のひらより大きいときです。
受診科目は皮膚科になりますが、診療時間外などであれば外科がある救急病院に問い合わせてからの受診をおすすめします。

【ケース3】 虫刺され

ハチ、ムカデ、クラゲなどに刺された場合は、急性のアレルギー反応(アナフィラキシーショック)がないかの確認が大切です。
まず、呼吸や意識の状態をチェックしてください。ショックが生じるのは、刺されてから 数分~1時間以内 がほとんどです。
アナフィラキシーショックが疑われる場合には、すぐに救急車を要請しましょう。
全身状態に異常がなければ、刺された傷を流水でしっかりと洗い流し、そのあと氷などで冷やしてください。
痛みが強かったり、続いたりするようであれば、皮膚科受診をおすすめします。



東京海上日動メディカルサービス 発行
http://www.tokio-mednet.co.jp/

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