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なかなか妊娠できません。どのタイミングで受診したらよいでしょうか。

掲載日:2021/2/24

不妊症は、妊娠を望んで自然な性生活を送っているにも関わらず、一定期間妊娠しない状態のことをさします。どれくらいの期間妊娠しなければ不妊症と判断するのかは年齢によっても異なりますが、一般的には1年間といわれています。

不妊症の主な原因

不妊症の主な原因としては、女性側では排卵因子(排卵障害)、卵管因子(卵管の閉塞・狭窄などの障害)、子宮因子(子宮筋腫や子宮内膜ポリープ、子宮奇形)、頚管因子(子宮頚管粘液の分泌異常や頚管炎、頚管狭窄など)、免疫因子(抗精子抗体など)、加齢に伴う影響などがあげられます。

男性側の原因は、先天性と続発性 に分類されます。
先天性のものとしては、遺伝的要因や発育段階で受けた影響による性機能不全があります。
続発性のものとしては、造精機能障害(精子をうまく作れない状態で、無精子症、乏精子症などのこと)や精子無力症(精子の数は正常だが、精子の運動率が悪いこと)があり、男性不妊症の原因の約90%を占めます。
その他、おたふく風邪に伴う精巣炎、精索静脈瘤の存在、抗がん剤治療や放射線治療の影響などがあります。

また、明確な原因が分からないものもあります。

続発性:ある病気にかかってしまったときに、その病気に関連して発症する病気や症状)

原因が見つかれば、それに応じた治療のスタート地点を検討し、ホルモン療法やタイミング療法、人工授精、体外受精などを行っていくこととなります。

女性の場合、まずは基礎体温を測定した上で、一度産婦人科の医師にご相談されるのが良いでしょう。
男性の場合、産婦人科の検査で問題が見つかった際には、泌尿器科でより詳しく調べることになります。



東京海上日動メディカルサービス 発行
http://www.tokio-mednet.co.jp/

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