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つわりの時期や不快症状の強さには個人差が大きく、ひどい方は食事を摂るのがとても辛いと聞くことがあります。妊娠していないときと比べて、食の好みが大幅に変わってしまう方もよく見られます。
◆「においの少ないもの」、「冷たいもの」がおすすめ
一般的には食べ物のにおいが気になってしまって食べられないケースが多いようです。温かい料理はにおいが気になりやすいので、熱しすぎないようにしてみましょう。それでも難しい場合には、冷たい料理のほうが食べやすいかもしれません。
食べやすい食品の例
冷たい麺料理、冷やした茶わん蒸し、卵豆腐、冷ややっこ、マリネ、酢の物、サラダ、ヨーグルト、野菜ジュース、果物、ゼリー、プリン、シャーベット、アイスクリーム、酸味の強いもの(酢やレモンなど)など。
人によりますが、香りが食欲を起こす場合もあるので、少量のスパイスやハーブ(コショウ、カレー、唐辛子、ゆずなど)を試してみるのもよいと思います。また夕方になるにつれ気分が悪くなる方が多いので、日中の比較的体調のよい時を狙って、これなら食べられそうだ、と思えるものを食べられるだけ試してみましょう。睡眠不足や心身の疲労がたまるとつわりの症状も悪化しやすいので、それらがある場合は解消できるよう、ご家族にサポートをお願いすることも大切です。
つわりは1~2か月(長くても数か月)で治まることが多いですが、もし水を飲んでも吐いてしまうようなことが続く場合には、長く我慢をせず、担当医師に相談することをおすすめします。