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赤ちゃんの夜泣き、対処方法が知りたいです

掲載日:2022/8/3
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赤ちゃんが夜間突然目を覚まし、激しく泣きだし、泣き止まないような時「もしかしたら子どもの体調が悪いかもしれない・・・」と不安になる、そんな経験をされた保護者の方は少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
頻繁な激しい夜泣きとなれば、近隣への迷惑を心配したり、夜中まで続く赤ちゃんの世話で寝不足や慢性的な疲れでヘトヘトになることもあるでしょう。
一般的に生後4か月頃までの赤ちゃんの睡眠サイクルは不安定です。赤ちゃんの睡眠は、眠りが浅く目覚めやすいという特徴があります。
生後4か月を過ぎる頃から安定しはじめますが、ようやくリズムがとれてきたのも束の間、「理由なく、夜中に急に泣き出し、泣き止まない状態」が起こることも。 これが、夜泣きと呼ばれています。夜泣きは、おおよそ生後4か月から生後9か月の間に始まることが多く、落ち着くのは生後10か月から1歳半、2歳ということもあります。夜泣きが続く期間・その程度は個人差が大きいため、保護者の方は対処方法に悩むのではないかと思います。

夜泣きへの対処は、<夜泣きのタイミングにできること>と<日々の生活で見直すこと>の2本立てで考えてみてはいかがでしょうか。

夜泣きのタイミングにできること

赤ちゃんがひどく泣いている場合、以下4つのポイントで赤ちゃんの体調を確認しましょう。

① 38℃以上の熱がないか ② ぐったりした様子でないか ③ 下痢や嘔吐がないか ④ 顔が青白くなるような急な変化がないか

上記①〜④のいずれかに当てはまる場合には、次のA・B・Cいずれかの行動をとりましょう。

A. かかりつけ医に連絡する B. 夜間救急病院を受診する C. 判断に悩む場合は小児救急電話相談 《 #8000 》 で相談する

赤ちゃんに体調の悪さがみられない場合には、赤ちゃんの身体を丁寧に観察していきます。 おむつかぶれや虫刺されはないか、窮屈さや暑苦しさなど寝苦しさの原因になるものはないか、歯の生え始めもぐずりにつながることがあるので赤ちゃんのお口の中をチェックしてみることも一案です。 これらを確認しながら、おむつ替えや授乳、抱っこをして、興奮した赤ちゃんが落ち着くのをゆったりと待ってみましょう。



日々の生活で見直すこと

赤ちゃんの日中の生活のリズム、睡眠リズムを整えることは、夜の睡眠の状態に関わると言われています。赤ちゃんの生活をあらためて整えることを意識してみましょう。 「毎朝決まった時間に起きて朝の光を浴びせる」「昼寝の時間・タイミングに注意する」「夕方暗くなったら音や部屋の明るさを抑え気味にして、寝心地の良い環境を整える」、また「日中の散歩とともに身体を動かして遊び、疲れる」ことも深い睡眠には大切です。 普段慣れない場所や混雑した場所、知らない人と会うなどのちょっとした刺激は夜泣きの原因になることがあるので、外出後はいつも以上にゆったりと過ごす工夫も必要です。
その他、「睡眠への準備運動ともいえる入眠のための習慣」、例えば「寝る前の抱っこ、授乳、子守唄」「寝ながら背中をさする」等、毎日の決められた習慣、入眠儀式の繰り返しが赤ちゃんの安定した睡眠につながるとも考えられています。

とはいえ、夜泣きにははっきりとした原因がない、とも言われています。 あれこれ試しているにも関わらず赤ちゃんが泣き止まずどうにもならない時、原因がない夜泣きであれば、「どんなに手を尽くしても赤ちゃんは泣き止まないこともある」など寛大な気持ちで見守れたら、夜間の不安から多少解放されるかもしれません。





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