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子どもの咳が夜だけ止まらない。急いで受診したほうがいい場合は?

掲載日:2023/2/1
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夜、寝るときにお布団にはいると体が温まって咳中枢が刺激されやすくなったり、お布団や枕のホコリで咳が出やすくなることがあります。
昼と比べて夜間の方が咳が酷くなっても、機嫌が良く遊んでいる場合や、 喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒュー)も出ずよく眠れているような場合は緊急性はありません。

ぐっすり眠っているところを起こしてまで対処が必要ということはないので、ゆっくり寝かせてあげて、起きたときには少しずつ水分を飲ませてあげてください。
朝になったらかかりつけの小児科を受診しましょう。





受診を急ぐ目安

眠れないほど咳が出る、呼吸音がおかしい、息が苦しいといった状態は緊急性があります。

■すぐに受診が必要な症状
・咳で何度も起きてきてしまう、呼吸にゼーゼー・ヒューヒューと音がする(喘鳴)
・咳がオットセイの鳴き声や犬の遠吠えのような音に聞こえる
・横に寝ていられず、起き上がってくる
・呼吸で肩を上下させる、小鼻がプカプカ膨らむ、息を吸うときに喉のくぼみやあばらの隙間が凹む(努力呼吸)
・苦しそうにして水分やおっぱい、ミルクを嫌がって飲まない
・ぐったりしていて元気がない
・話ができない
■救急車(119)を要請すべき症状
・唇が青や紫色、顔が白い
・意識がもうろうとして反応が鈍い、反応しない
・動けない、起き上がれない

夜に備えるという意味では、日中から咳が出始めたような日は、必ずしも発熱がなくても、昼間のうちにかかりつけ医を受診し、咳止め薬や気管支を広げる薬などの必要性や、夜間の対応について医師に相談しておくことも安心です。



東京海上日動メディカルサービス 発行
http://www.tokio-mednet.co.jp/

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