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子どもにとって、学校は生活の大部分を占めています。その中で、友人との関係がうまくいかなくなったり、勉強での悩み、集団生活の困難さ等、様々なことがきっかけで学校に行けなくなってしまうことがあります。
文部科学省の統計では、小・中学校の不登校児童生徒数は12年連続で増加し、令和6年度は、約35万4千人と過去最多となっています。小学校では約44人に1人、中学校では約17人に1人の割合で、不登校児童生徒がいる計算になります。
不登校は、どの子どもにも起こりうるものであり、学校へ行けなくなった原因についても、それぞれ異なる事情や理由があります。
学校に行けないことで一番つらい思いをしているのはお子様自身ですが、保護者の方も大変心を痛め、思い悩まれると思います。
お子様が学校に行けなくなってしまったときは、保護者の方だけで抱えこまず、積極的に周囲に助けを求めてください。あなたを支える行政や民間機関の様々な支援体制があります。
お子様が学校に行くのを嫌がるようになったり、学校をお休みすることが増えてきた場合には、まずは在籍している学校に相談してください。学校では、学級担任だけではなく、学年主任や養護教諭、管理職(校長、副校長)等が連携して対応します。また、専門教育相談員やスクールカウンセラー等に相談することもできます。
専門教育相談員は、教育についてのお悩みに対し、保護者の方の相談対応をしたり、お子様に対して必要に応じた心のケアなどを行います。
スクールカウンセラーは、心理の専門家であり、不登校に関する悩み等について、お子様へのカウンセリングを行ったり、保護者の方への助言や援助を行っています。
学校側はチームとして連携してお子様にとって最適な支援を考え、必要に応じて教育支援センターやフリースクール、医療機関など関係機関にもつないでいきます。
学校外の相談窓口としては、以下のような窓口があります。
・教育センター、教育相談所:都道府県や市区町村の教育委員会が設置する教育支援機関です。教育に関する様々なお悩みについて相談を受け付けており、不登校の相談対応もしています。
・教育支援センター(適応指導教室):不登校に関する相談・支援を行うために教育委員会が設置している専門機関です。不登校に関する教育相談や学習支援、カウンセリング等を行っています。
他に、児童相談所や保健所、精神保健福祉センター等でも、不登校に関する相談対応を行っています。
これらの相談窓口については、地域によって名称等が異なります。
文部科学省のホームページに、不登校児童生徒への支援に関する相談窓口の情報が、各都道府県ごとにまとめられていますので、ご参考になさってください。
・文部科学省HP:不登校に関する地元の相談窓口
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/06112214.html
東京海上日動メディカルサービス 発行
http://www.tokio-mednet.co.jp/